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母が他界し遺品整理が現実問題となりました

父が13年前に他界し、実家で一人暮らしの母も歩行が困難となり介護施設で生活を送っていました。母の施設を定期的に訪れて見守りを行うと共に、実家を訪れては風を通したりする状況が3年程続いていました。
実家に寄った時には、父の残した書籍や趣味品を整理し、処分も進めていました。そんな作業をしながら、母が他界すれば、この家の家財道具のすべて処分する必要が生じると思うと、その大変さが思いやられたものでした。
施設で暮らしていた母も95歳の天寿を全うし、他界しました。いつかはやって来ると思っていた実家の整理とすべての家財道具の処分がいよいよ現実問題となったのです。
49日の忌中も開け、本格的に遺品整理をスタートしたのですが、やはり遅々として作業が進みません。整理しながら想いのこもった品などを見つけると、どうしてもその当時を思い起こし、手が止まってしまうのです。
幸い実家は持ち家で、すぐに開ける必要もないので、1年程掛けて片付けを進め、最後に処分が難しい大型の家具や家電を業者さんに搬出処分してもらおうと考えています。
実家が近く、持ち家なのでこうして自分達で進める事が可能ですが、実家が遠方であったり、賃貸で早く物を撤去する必要がある場合、やはり遺品整理業者さんに依頼しなければとても無理で、こうした業者さんのニーズが益々増えている事を痛切に感じています。