遺品整理に臨むには労力と精神的な整理も必要です

故人の空き家の遺品整理をしていました。生涯独り身で、一般家庭よりもボリュームは少ないはずなのに、こんなにも多いものなんだと驚きました。ベッド、ソファー、食器棚、タンス類からはじまって、つい立てや、せんたくもの干し、椅子、物入れなどなど家具類の運搬に手を焼きました。

 

男手が2,3人は少なくとも必要で、業者に頼むのも気が引けて自分たちで処理することにしたのですが、手数を集めるのに苦労しました。女性たちは、小物の処分や整理に回って、男手は集まれる日にちを決めて、そこで一気に片づけてしまおうと計画をたてました。

 

しかし、予想外にモノが多かったため、複数日に分けて処分しました。幸い、マンションではありましたが、エレベーターの使い勝手もよく、力仕事はそれほど苦ではありませんでした。また、思い出の品々を吟味していると作業が終わらないため、あらかじめ、自分たちのルールを決めて処分するものと残すものを選別して段取り良く行いました。

 

遺品整理は、精神的にもなかなかつらいものがありますが、故人のことを思えばこそ、きれいにしてあげられるという思いをもって臨まれるとよいと思います。