以前亡くなった祖母の遺品を整理していると、祖母が生前よく着用していた洋服がたくさん出てきました。一般的な洋服ならばだれか着られる人がもらったり、サイズやデザインの関係で厳しければもったいなけれど捨ててしまおうということで済むのでしょう。しかしそのその洋服の多くは祖母が自身で作ったものだったのです。その為なかなか他人が着ることは難しいですし、かといって手作りのものを捨ててしまうのも勿体無いと思ってしまいました。
どうしようかと他の家族とも考えていたのですが、可愛い記事だなと思った洋服の一つを何の気なしに着てみると意外とおかしくありません。祖母の腕に合わせてあるので袖が短いですが、身長が少し高い私が着ると七分丈のようになってちょうど良かったのです。ボタンや袖のゴムなどを変えれば普段着にできそうでした。
流石にすべての服を着ることは出来ないので2、3着ほどもらい後は処分したのですが、新たにリメイクして新しい世代が着るというのも遺品の片付けの一つの形として面白いかもしれないと思った体験談でした。