月別アーカイブ: 2018年6月

いっぱいの思い出と祖母の気持ち

私は、1年ほど前に祖母を亡くしました。亡くなったことは非常に悲しく思いっておりましたが葬儀の準備や親戚への連絡で亡くなったことを実感することが出来ませんでした。しかし、葬儀も終わり数日たったころ祖母の家の遺品整理を嫁と行いました。最初は、荷物多いなとかどのくらい時間かかるのかなといろいろと考えておりましたが、実際遺品整理を始めてからは不用品どころか今まで忘れていたような思いでの写真などが見つかりました。私自身ですら覚えていない保育園時代に書いた絵を祖母は額縁に入れて寝室に飾っており、いつ渡したかわからない孫からの手紙を大切に保管をしていました。

 

そういったものを見つけるたびどこか懐かしさを感じつつ、祖母が亡くなったことが実感としてわいてくるようになり急にさびしい気持ちになりました。その中で私はちゃんと祖母に対して何かしてあげれただろうか?もう少し話をいっぱいしとけばよかったなど後悔する気持ちになりました。いつも祖母が座っていた机を片付けていた時1枚の封筒がありました。祖母は自分の命が長くないと思って想い出を手紙の中にかいてあり、一番近くにいた私の事を沢山書いてくれていました。手紙の最後の言葉が「ありがとね」と書いてあり、何もできなかった私は後悔するばかりでした。