若いころに両親を亡くし、残された私たち兄弟でその後実家の売却、それに伴う実家にある荷物、両親の遺品の整理をしたのですがこれがかなり骨の折れる出来事でした。実家には私たちの幼いころからのおもちゃ、幼稚園で書いた絵、工作の作品、そして両親の服、家族の思い出の品のように思い出が詰まっていて処分しづらいものから、家族で使っていた家具、家電などとにかくものが多くどう処理していいのか途方にくれました。
親戚に相談したところ、親戚の知り合いの方が粗大ごみの処分などを請け負っている小さなビジネスをされていたのでその方に相談して処理を手伝っていただくことにしました。絶対に必要なもの、取っておきたいものだけを自分たちであらかじめまとめましたが、その他のものに関しては、荷物をまとめ、運び出し、廃棄するものは廃棄、リサイクル商品として売却できるものは売却するなど総合的に家の片づけ、ごみの処理を請け負っていただくことが出来ました。引っ越し屋さんなどがこのようなサービスをされていることもあるようです。
遺品整理、実家の整理は、思い出の詰まったものをたくさん処分することになるので体だけでなく心が疲れる作業です。無理してご自身で済ませずに、プロの手を借りて淡々と仕事を進めるというのもよい選択肢だと思います。