リサイクル…リサイクルを思い出すときはいつも誰かが亡くなった時です。
そういう意味ではあまり楽しい流れではない事には間違いがなさそうです。
初めてリサイクルショップへ行ったのは10年程前に叔母が亡くなり、姉妹で遺品整理をしても不用品などの衣服、食器、日用品は残りました。
廃棄するにも忍びないという意見が姉妹の会話で飛び交っているので、
「リサイクルショップに持って行ってみる？」と聞いたら6人全員が、待っていたのかという位の勢いで「そうね」と即答され、とりあえず近くの「〇〇オフ」へ行ってみました。
私も初めてでしたので、ドキドキ待ちました。心の中はお金でいっぱいです。
叔母姉妹に贈られる時に「帰りにそのお金でコーヒーでも飲んでおいで」なんて言われて送られているので。
店内をウロウロと見ながら査定結果を待っていると名前を呼ばれて、カウンターまで向かいました。
店員さんの言葉に一瞬耳を疑いました。「250円です。どうされますか？」「えっ？」
なんて答えるのが正解なのでしょうか？
店員さん再び「この金額でお売りになられますか？」
私は「はい」と答えるしかありませんでした。(これを持ち帰ったらあの姉妹に問い詰められ、説明をしないといけない。そんなのは嫌~！！）
帰ってからの温かく送り出してくれた叔母達はどういう結果でも激しく問い詰める事は言うまでもなく、250円も私を入れて7人で分けてもどうしようもないので、ガソリン代という事で私が頂きました。
今では少し笑える話です。